に投稿 コメントを残す

雑感2(スポーツ指導依頼の話:20231215)

最終更新日:2024年5月24日 by Shirushico

スポーツ指導依頼(2023年12月15日)

少し前の話になりますが、とある繋がりから学生時代にやっていたスポーツ競技の指導をして欲しいとの相談を受けました。お相手はというと相談者の方のお子様です。

私自身、その競技から離れてもう長い年月が経っているので、指導できるほどの知識も技術もないという理由から、最初はやんわりとお断りしました。しかし事あるごとに数回ほど相談されましたので、本気度が高いものだと判断し、前向きに考えてみることにしました。

まずは私自身が、現時点である程度満足できるプレイができるかどうかというところを試してみました。当然ながら最初は体がついて行かない(脳内でイメージしている動きができない)散々な感じでしたが、練習を数度繰り返すうちに少しずつ昔の感覚を取り戻すことができてきました。引き続き練習を続けてゆくことで勘を取り戻せそうなので一安心です。

続いて私がやっていた頃の技術と現在の技術には当然大きな差の開きがあるでしょうから、その点について対応できるかを考えてみました。これは案外早く解決できました。YOUTUBEです。現役トッププレイヤーの試合動画や指導者の解説動画などが多数アップされており、大変勉強になりました。
(またYOUTUBEには往年の有名プレイヤーの動画も結構あって、私はそちらの動画を観てとても懐かしく感じました。部屋の大掃除をしようとした時に卒業アルバムが出てきてツイツイ見入っちゃう感じですね💦)
ということで、現時点での技術を確認することはできそうなので、こちらもクリアできそうです。

上記の確認作業に2ヶ月ほど要して、ようやく今の自分の状態でも(初~中級対象であれば)何とか教えられるかな~と心身の準備ができましたので、「前に相談を受けていた件、お受けしましょうか」をお伝えしたところ、親御さんはとても喜んでくれました。

そこから適当な練習場を見つけ、まずは週に1回・1時間半を目途に開始することにしました。
開始の時には対象者は2人増えて3人になりました。始まる時、私は「上手く教えられるかな~?」とか「教える子たちに良い結果が出ると良いな~」とか思いながら、いざ指導開始!!

しかしながら、開始後に指導の難しさを実感することになります。
考えだしたらもう少し出てきそうですが、主なもので下記のとおりです。
 ↓
①…週に1回の限られた時間での指導の難しさ(時間が足らない)
②…学校行事・塾・家の事などの諸事情で毎回参加するとは限らない(次に会うのが1~2ヶ月後とかになる)
③…指導方針の異なり
④…子供さんと親御さんとの間には、向上心の乖離が思った以上にある
⑤…想像以上に継続は難しい

①について、これは私自身のブランク・未熟さが主な原因だと思います。指導開始後最初のうちは、この1時間半も私自身の勘を取り戻すための貴重な練習時間という目的でも使っていました。週に1度1時間半程度の練習では、なかなか昔のようにプレイすることはできませんでした。
(ただ、これについては自分でも、もう1つの練習場所を(昔のご縁で)確保することができ、少しずつ勘を取り戻せています)

②について、これも仕方ないですね。子供さんも色々と忙しいでしょうから、こちらの都合で決められた日時に毎週来れるかというと、そういうわけにはいかないと思います。それにしても、上記のような理由で不参加が続き、次に会うのが1ヶ月半後とかになってしまうと、「前回どういうことを説明したっけ…」となり、結局は指導の少ない通常練習で1時間半が消化されてしまうというパターンを何度も経験しました。

③について、子供さんたちは学校の部活にほぼ参加しています。私は当初から、学校の指導者さんの方針に沿って対応したいと考えていましたため、自分の中では「こういうプレイスタイルの方が良さそうだな」と思っても、それとは相反する指導方針だったりした場合は、助言を躊躇してしまうという事がありました。

④について、これは案外というか肌感覚で実感した部分です。どちらかというと親御さんの方が熱心になりすぎていて、その一方で子供さんは「そこまでしなくても…」的な気持ちを持っているような面も感じられました。親としては何とか強くなって欲しいという気持ちが先行しすぎるあまり、子供の気持ちや意見は置いてけぼりで指導の話しだけがどんどん進んで行き、現実化してしまったのかな…思い返すとそんな流れだったのかもしれません。

⑤について、一つのことを継続させるのは結構難しい事なんだなと感じました。私自身の考えは少々古臭いですが、やると決めたからには『石の上にも三年』をモットーに取り組むよう心がけています。この考え方のお陰で学生時代の部活動(10年)から始まって、健康維持のためのジョギング(18年)、Webサイトの運営(14年)、あと継続となると仕事もそれに入るでしょうか(苦笑)まぁこれはみんなやっていることですね…などなど、しんどい時もありましたがなんとかかんとか続けられています。子供さんの中には、まだそのスポーツを始めてまだ数ヶ月程度の状況で「上達しないからやめた」とか「良い結果がでないからやめた」とか「他のスポーツに興味が移ったのでやめた」というお話を聞き、非常に残念だな・勿体ないなと思いました。実現できない事には素早く見切りをつけるという事も大事だとは思いますが、逆の考え方によれば『大器晩成』の可能性を消してしまっているという事も大いに考えられます。人生一度きりなのでこの辺の判断は難しい話ですが、そういうところこそ子供の一存でそうならないよう親御さんがそれとなく筋道をつけてあげるのが良いのかもしれませんね。

今回、私は指導を行うに際して報酬は貰っていません(多分今後もそういうスタンスですし、世の中の指導を請われた皆さん(教えることを生業にしている方を除く)の多くもそうなのだと推測していますが…)。
とはいえ、このスタンスでの受け入れ方では、親子ともに『強くなりたい、上達したい』という『強い気持ち』を持って取り組まれるケースは、どうしても少なくなってしまうのかなという印象を有するに至りました。
世の中、無償では対応しないという方も一定数いらっしゃると思うのですが『お金を介在させることで、相手方の熱心さをうかがい知る』ために、あえて設定しているのかもしれませんね。

スポーツ競技には当然のことながら勝者がいて敗者がいます。他者に先んじるためにはどうすれば良いのでしょうか。私が学生時代には「ライバルが練習した分の2倍・3倍の練習をするのだ」という事を、色々な指導者の方から聞き、私も「確かにそうだな」と子供ながらに納得してがむしゃらに練習しました。

しかし今はというと、がむしゃらに練習するだけでは全く足りず、『限られた時間をできる限り効率的に使い、そのことを詳しく知っている大人からも様々な情報を吸収し、そして継続する』ことをしなければ、地方大会にすら勝ち上がれないのではないかと思っています。それだけレベルが上がっている(地方でも優秀な指導者の方が増えた)という事だと思います。

本人自身と親御さんのやる気に加えて、身近に教えてくれる指導者がいて、続ける力(忍耐力)を持てていることで、何とか勝敗の土俵に立てるというのが今の実際のところなんだろうなと、今回の経験で教えて貰えたような気がします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です